Inter BEE 2010特集 |
□[Inter BEE 2010]Inter BEE
2010、11/17〜19まで幕張メッセで開催 [2010/12/6
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音と映像と通信のプロフェッショナル展として、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会である、InterBEEが2010年も開催されましたですよ。今年は他の展示会と同じように3D一色ってな雰囲気でしたけど、製作現場により近い展示会なだけあり一般人向けの展示会とは違ってリアルに必要性が感じられる展示内容がなかなか良かったです。撮影機材から編集関係まであらゆるものが揃ってて3Dを導入しないとな、って思えるような内容でしたです。しかしながら3Dには疎いほんわかなので基本的に3Dは紹介せずそれ以外で気になったものを紹介させていただきますね(ぉぃ。
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□[Inter BEE 2010]ATOMOS、HDMI入力からビデオ信号を直接ProResデータ録画可能な「ATOMOS Ninja」展示
[2010/12/6 00:00]
ビデオ信号をHDMI入力でダイレクトにApple ProResデータ収録可能な「Atomos Ninja」が展示されてましたです。すでに日本ではフォーカルポイントさんが代理店契約を交わしていて2011年1月(フォーカルポイントさんのリリースでは12月)に日本でも99800円で発売予定とのことでした。この製品はHDMI入力端子から圧縮されていないデータを受け取り、そのデータを非圧縮のApple ProRes方式でそのまま保存する機器で、いくつもの利点がある製品なのです。具体的にはこんな感じ。
・非圧縮のApple ProRes方式を採用
デジタル一眼レフカメラ等の圧縮をバイパスした10ビットのProRes方式を採用しているので素材として使いやすく柔軟性の高いデータが生成可能
・低コストで大容量な2.5インチストレージが使用可能、交換も可能
低コスト&大容量のHDDか、もしくは衝撃に強いSSDのどちらも使用可能。ホットスワップにも対応
ストレージ用カバーは複数付属(5個の予定?)
ストレージのSATAを利用することでコピー時間の短縮も可能
・デュアルバッテリーシステム採用
2本のバッテリーを採用しバッテリーのホットスワップも可能とすることで、大容量メディアを利用した長時間の連続撮影にも対応可能
当初から2本のバッテリーが付属する予定(パナソニックのビデオを買ってバッテリーが付属してなかったことにがっかりした事があるのでATOMOSではバッテリーセットで提供するとATOMOSのCEOらしき方が話してました)
その他
・液晶にタッチパネルを採用
・三脚穴は上下2箇所の予定(デモ品は無し)
・製品サイズ 112×83×40mm
・電源 約6.8W(スクリーンオン)、約6.3W(スクリーンオフ)
・バッテリー 2×スモールバッテリーパック(標準?)、2×ミディアムバッテリーパック、2×ラージバッテリーパック
・パネル 4.3インチ、480×270
・対応フォーマット HD1080i59.94、1080i50、1080p24、1080p23.98、720p59.94、720p50、SD480i、576i
・ProResHQ収録時間 1時間あたり約100GB(750GBHDD使用時7.5時間)
・音声入力 HDMI、ライン入力
・音声出力 2チャンネル0.5W
・LANC LANC入力/出力、LANCコントロール機能、LANCループ機能
・付属品 ユニバーサルバッテリーチャージャー、三脚用スクリューマウント、保護ケースとトラベルバッグ
これだけの機能や性能からすると10万円ってプライスは非常にお得なのでほんわかも欲しかったり。ProRes触れる環境を整えておかないと(≧▽≦)ノ(わくわく。
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□[Inter BEE 2010]アミュレット、CitiDISKシリーズを展示
[2010/12/6 00:00]
CFカードに対応した新製品のCitiDISK CFRなどを展示されていました。本来ならこの価格(10万〜20万)クラスでも安いんでしょうけど、NINJAの出来次第では値下げする必要が出てきそうな予感。まぁ用途に応じてってことで。ちなみに写真はホワイトバランス崩れまくりですが面倒なのでそのままで載せてますです( ̄▽ ̄)ノ(ぉぃ。
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□[Inter BEE 2010]日本開閉器工業、カラーの有機ELディスプレイを展示
[2010/12/6 00:00]
スイッチとして利用可能な長寿命(30000時間)の有機ELディスプレイが展示されてましたですよ。海外の製品で採用されている例もあるとのこと。長時間寿命が売りのようでしたです。ただし「でもお高いんでしょう?」と聞いたら否定はしなかったので当初は業務用途としてしか使えないっぽいですな。コスト的な問題がなければ携帯電話やキーボードのキーに採用して欲しいと思ったり。書き換え速度も速かったので一般向けに使われだしたら楽しくなりそうですな。
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□[Inter BEE 2010]ケンコー、バリアブルNDXを参考出品
[2010/12/6 00:00]
ND2.5〜ND450(可変範囲はND1000まで、ただし色ムラあり)に可変可能なNDフィルターが置いてありましたよ。非常にほしいかもかも!。明るい屋外でデジタル一眼レフカメラを使って動画撮影する際にもこのフィルターがあるとかなり便利そうですな。正式な発表は2011年のCP+でとのことなので興味ある方はCP+2011をチェックなのです、はい。
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□[Inter BEE 2010]TJC、ViewPLUS 4KやLumiereやLumiere 3Dを展示
[2010/12/6 00:00]
4K2Kの60fps撮影が可能なカメラが展示されていましたですよ〜。PCI Express経由でPC保存する仕組みなので気軽に持ち運べるわけではないですけど、カメラ機器としてはコンパクトなので良い感じなのです。2台並べた3D対応?なのも置いてありました。なおレンズマウントはFマウントとのこと。ボディカラーやデザインで良い映像が撮れるわけではないですけど、この色合いのボディはかっこよさげですのう。
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□[Inter BEE 2010]駒村商会、シュナイダーのCINE-XENARレンズを展示
[2010/12/6 00:00]
シュナイダーのシネ・ゼナーレンズを2本展示してあって、2011年2月に5本のレンズを発売予定とのことでしたです。それぞれ698000円といい値段でしたけど気になる方はチェックしてみるのも良いかもしれないですな、って良くしらんけども( ̄▽ ̄)ノ。
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□[Inter BEE 2010]駒村商会、Centuryの各種ワイコンを展示
[2010/12/6 00:00]
さすがに業務用ともなると大きく重くそして高いワイコン群なのでした。ちなみにHD-06WA-AGとかの型番で検索した限りだとすでにお店で発売している商品のようですな。
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□[Inter BEE 2010]NEXT DI、業務用のメディアストレージを展示
[2010/12/6 00:00]
SDやCFだけでなくSXSやP2カードに対応し、動画プレビューも可能なポータブルストレージが置いてありましたよ。価格は20万円コースらしいですけどExpressカードスロットは最大80Mbps程度の速度が出ていた気が。業務用途なだけに異常なほど速かったです。もちろんベリファイモードや差分モードもあって万全!。HDD保存が心配という人のためにUSBやIEEE1394で繋いだHDDに二重バックアップも可能な機能もあるのでお仕事用に使うのはありかもかも。にしてもいつの間にかこんなポータブルストレージが出ているとは…こゆのが出てることさえ知らなかったほんわかは似非ポータブルストレージマニア失格ですな。
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□[Inter BEE 2010]池上、安価なメディアが使用できるGFアダプタを展示
[2010/12/6 00:00]
コンパクトフラッシュが利用出来るGFアダプタや、参考出品としてSDメモリーカードが利用出来るGFアダプタが展示されていましたですよ。その他安価なGFメディアもあったけど一般向けには降りてこないだろうから関係ないかも。
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□[Inter BEE 2010]ASTRO、4Kカメラヘッド「AH-4410-A」など展示
[2010/12/6 00:00]
4K2KといえばASTROさんですがそのASTROさんのブースで、4Kカメラヘッド「AH-4410-A」、2KSSDレコーダー、4K非圧縮レコーダー「HR-7512」、CFHD28インチ液晶モニタ「DM-3428」などが展示されていましたです。まぁほんわかはさっぱり分からないんですけどね、ってことで写真だけ置いておくです。
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□[Inter BEE 2010]ソニー、35mmCMOSセンサーを搭載しPLレンズに対応したデジタルシネマカムコーダーを展示
[2010/12/6 00:00]
レンズ付きのPMW-F3KとPMW-F3L、NXCAMコーダーが紹介されてましたです。人気であまり近寄れなかったので写真だけ載せておくです。てかそもそもこゆ大手さんは普通のニュースサイトさんで紹介されているのでほんわかは紹介しなくてもおけ( ̄▽ ̄)ノ。
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□[Inter BEE 2010]日立、スーパーハイビジョンカメラを参考出品
[2010/12/6 00:00]
RGBとも3300万画素(7680×4320)60fpsのカメラが置いてありましたよ。こんなのがいつか普通に使える日が来るんでしょうかのう(無理。
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□[Inter BEE 2010]ヤマハ、NEXO NS-1 Calculator Software クイックセミナーを開催
[2010/12/6 00:00]
業務用オーディオNEXOを利用してホール環境に応じたスピーカー設置をシミュレートできる「NS-1 Calculator Software」のクイックセミナーを行っていましたですよ。ホール環境データを用意し複数の各種スピーカー位置をマウスでぽちぽち配置してお手軽な感じでシミュレートできるってのが印象的でした。音圧や音域、干渉などを高速計算しつつ結果をビジュアルで確認することが出来るこのソフトウェアが無料で使えるとか!NEXOスピーカ吊り下げ時の重量チェックや安全係数表示など高機能なのにお手軽な感じがぐぅ!。セミナーで軽く見ただけでほんわかも触ってみたくなりましたです。しかしながらヤマハさんのサイトで確認したりネットで探してみたけどどこにあるか分かりませんでした(><)。NEXO社での配布なのか、それとも業界関係者としてどこかに登録しないと入手できなかったりするんでしょうか…ちっと気になるところなのです、はい。
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□[Inter BEE 2010]YOOZMA、アンドロイド端末を展示
[2010/12/6 00:00]
CATV局向けの端末を展示されていましたですよ。低コストで作れるのであればこーゆうのもありかもしれないですねん。
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□[Inter BEE 2010]SHOTOKU、手元の操作で移動可能な三脚と伸縮クレーンを展示
[2010/12/6 00:00]
伸縮クレーンはウエイト除いても590kgあるそうで…電動?によるスムースな動きがよかたです。
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□[Inter BEE 2010]ダイワ、ビデオ三脚を展示
[2010/12/6 00:00]
発表されているかどうか解らないですけど、DST-103、DST-73、DST-43が出ていたので載せ載せ。
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□[Inter BEE 2010]SECCED、カメラクレーンや三脚など展示
[2010/12/6 00:00]
カメラクレーンが67万とか話しているのを横で聞いて「安っ!」って思ったので紹介なのです。サイトへ行ってみると一番安いのが69万で高いのは数百万クラスのようですな。三脚等もたくさん展示されてたのでとりあえずリンク貼り貼り。
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□[Inter BEE 2010]Vinten、ビデオ三脚のVision blueを展示
[2010/12/6 00:00]
詳しくは見てなかったので写真だけ載せ載せ。
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□[Inter BEE 2010]リーベック、ビデオ三脚を展示
[2010/12/6 00:00]
新製品があったかどうかは記憶にないのでとりあえずブースの写真だけは載せておきますねっと。
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□[Inter BEE 2010]キヤノン、ワイヤレスでレンズコントロール可能なキットを展示
[2010/12/6 00:00]
Bluetoothで通信してコントロール可能なキットなのです。おや、装置写していたら写真の背後に何かが写って…。
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□[Inter BEE 2010]富士フィルム、35mm換算で14mmからの超広角ズームレンズなど展示
[2010/12/6 00:00]
映画向けのレンズなのです。めっさ広角でよさげよさげ。買えないけど触っていて楽しいレンズですな。
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□[Inter BEE 2010]その他ブース写真とか会場で手に入れたパンフとか載せ載せ
[2010/12/6 00:00]
どこのブースで撮ったかは忘れましたが遠隔操作できるのがよさげだったので写真だけでも載せ載せ。以前に比べればビデオカメラも軽くなってきてるようですけど三脚やカメラ用クレーンも沢山置いてあってまだまだ需要はあるようですのう。てかフルHD撮影や3D撮影が可能になって細かい揺れが気になるようになってきたのできちんとした機材の需要が増えてきたのかもしれませんね(嘘。
それからSKNETさんがフルHD1920×1080
60fpsなビデオキャプチャユニットを展示してましたですよ。60fpsの滑らかさを強調されてました、けどほんわかの目にはほとんど違いを感じなかったり…応答性の良くない液晶モニタを使っていたからと信じたい(ほんわかの目が良くないだけ。こちらは写真を撮ってないですけどパンフは貰ってきたので下に載せておきますね。
他にもホースマンのアオリコントロール製品や、SHOTOKUさんの小型ビデオカメラ向けビデオ三脚とかありますのでお暇な方は見てくださいましまし。
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・関連リンク
InterBEE
2008特集
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